長澤泰子
合同おさらい会
11月23日、内川studioにて、長澤泰子朗読教室の合同おさらい会を開催しました!
私が講師を務める「北日本新聞カルチャー・アーバン校」「MPC高岡南」「内川朗読教室」3つの朗読教室の生徒さんが勢揃いしてのおさらい会です。
6年前に富山教室を開講して、翌年に高岡教室、一昨年から個人で内川朗読教室を開講し、生徒さんは合わせて40名あまりとなりました。
おさらい会には、29名が参加して、ひとりひとり自分の選んだ題材の朗読を発表しました。
はじめに講師朗読として、谷川俊太郎『これが私の優しさです』を朗読し、その後全員で外郎売を読みました。
トップバッターは、一期生のHさんがつとめました。
小説(自作のものも!)、エッセイ、詩、文庫本の解説文、童話など、バラエティに富んだ朗読の時間。
みなさんベストの朗読をされました。
生徒の皆さんは皆、ひたむきに朗読に取り組んでいて、趣味の域を超えるレベルに達しています。
残念ながら今回参加できなかったみなさんも含め、ほんとうに、自慢の生徒さんたちです。ありがとうございます、おつかれさまでした!
3教室合同のおさらい会の開催は、私のひとつの目標でした。
文章を声に出して読み、その文章をより深く味わう楽しみを、こんなにたくさんの方と共有できる喜び。
この6年の間にはコロナ禍もあって、教室が停止して、朗読は「不要不急」の最たるもの、みたいになってしまったこともあったけれど、不急かもしれないけど不要じゃないよと、今こそ朗読だ、と、オンラインなどで教室は続けてきました。
結果、コロナ禍を経て改めて、読書の楽しさや声を出すことの大切さに気づいた方が多く居られて、生徒さんも増えました。
自分の好きな作品を声に出して読んで、同じ思いを持つ人と共有できる教室を、生徒さんのおかげで作ることができています。
おさらい会の運営を手伝ってくれたいつもの仲間にも感謝。内川スタジオ主の仲さん、音響の美谷さん、照明のれいちくん、生徒でもありながら雑務をこなしてくれた翼さん(読みもすばらしかったよ)。ありがとうありがとう。
お祝いのお花をくださった北日本新聞カルチャーさん、私の無理な申し出にいつも対応してくださる、MPC高岡南さん。ありがとうございます。
私はなんと恵まれているんでしょう。ほんとうにしあわせな1日でした。